ずっとやりたかったことをやりなさい2 第6週ワーク「境界の感覚を発見する」の要約と効果について
この記事では、「ずっとやりたかったことをやりなさい2(ジュリア・キャメロン著)」で実践する、第6週目のテーマやワーク、効果などを要約してお伝えしますぞ!
実際にやってみて「これはもっとこうすれば良かった…」と思った点などもシェアするので、お役立ていただけますと幸いですぞ♪
ほな、サクっといってみよか!
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第6週のテーマ
第6週のテーマは、「境界の感覚を発見する」です。
創造性を養うためには、自分を慎重に育む必要があります。
周りからのネガティブな影響は、最小限に抑えたいですよね。
だけど、私たちは、人と関わらずに生きてゆくことはできません。
それならば、どのように世界と関わればよいのか。
今週はそこに焦点を当てます。
アイデアは「神さまの壺に入れる」
アイデアが生まれたとしても、すぐに誰にでも見せるのは良くありません。
アイデアが育つためには、時間が必要だからです。
親しい人に話して、悪意はなくても、批判や質問を受けたりすることで、アイデアが正しい方向を見失うことがあるかもしれません。
また、商業主義が入ってしまったために、とにかく売り込むために自分のアイディアを無理に変化させてしまうことも考えられます。
時期尚早なアイデアは、むやみに他社にさらさず、神さまの壺に入れておきましょう。
第6週の課題1/3「封じ込める力をつける」「再生ツールを見つける」
「封じ込める力」は、想像を邪魔する人を見つけ、遠ざけること。
「再生ツール」というのは、アイデアを救出するための手段です。
次の質問に、てきるだけ素早く答えてください。
- プロジェクトの初期段階で、無神経なコメントや批評をされて挫折したことがありますか?
- どんなプロジェクトでしたか?
- どんなことを言われたのですか?
- とくにあなたを混乱させたのはどんな言葉ですか?
- 自分に何が起きたのかわかるまでどのくらい時間がかかりましたか?
- そのプロジェクトをもう一度見直しましたか?
- そのプロジェクトにもう一度取り組んでみる気がありますか?
- そのプロジェクトを再検討することを打ち明ける友人を選んでください。
- プロジェクトを再検討してください(あせらずゆっくり!)。
- 友人に電話をして、あなたが気づいたことについての感想を聞いてください。
「神さまの壺」は、あなたのアイデアや希望を書いたメモを入れておく器です。
クッキーの缶でも、陶器製の花瓶でも、なんでもかまいません。
まだ神さまの壺を持っていないのなら、適当な容器を選んで、あなたの神さまの壺にしましょう。
まだ公開するには早いアイデアなどを、メモして神さまの壺に入れるようにします。
ほかにも、「ビリービング・ミラー」を見つけることも大切です。
ビリービング・ミラーは、私たちを正確に映し出す鏡のような存在のことです。
あなたの創造的な野心を、安心して話すことができる人を見つけましょう。
三〇分、「外からの声」を遮断する
世界は刺激に満ちています。
ときには、刺激的すぎることもあるでしょう。
その慌ただしさは、私たちの生活を浅くし、感受性を鈍らせます。
そして、私たちのエネルギーをすり減らしてしまいます。
アーティストには、孤独な時間や静けさも必要です。
外から入ってくる情報量を調節しましょう。
1日30分、あらゆるメディアのスイッチを切ってみましょう。
30分あれば、お風呂に入る、手紙を書く、瞑想をするなど、自分のためにできることがたくさんあるでしょう。
それは外との小さな境界線となって、自分を大切にする大きなステップとなるでしょう。
第6週の課題2/3「自分自身のスペース」
誰にも邪魔をされずに、創作に専念できる10の方法。
もしくは、10の場所を書きだしてみましょう。
たとえば、ジュリアさんの場合は下記の通りです。
参考にしてみてくださいね。
- 1時間早く起きる。
- 就寝時間を1時間遅らせる。
- 書く時間を摂るためにカフェに行く。
- 友人のアパートの鍵を借りて、そこで創作をする。
- スケッチブックかノートを持って教会の裏に行って座る。
- 電車に乗って、小さな旅をする。
- 図書館で静かな読書の場を見つける。
- 友達が出かけている間、その家の留守番を兼ねて泊まる計画を立てる。
- 実家へ戻り、創作活動をする。
- ちょっとした休暇を計画し、実行する。
日々の仕事で「創造の筋肉」をつける
外部からの刺激を制限しないと、私たちは外からの要求に押しつぶされてしまいます。
でも、孤独過ぎると、自分のことばかりになり、行き詰まるかもしれません。
つまり、
- 創作活動をスムーズにする自律
- コミュニティ(外)との関りのバランス
が大切と言えそうです。
第6週の課題3/3「コミュニティとの付き合い」
「アーティストは孤独である」というのは伝説です。
芸術作品は、人を愛するアーティストによってつくられます。
コミュニティと関わる方法を確認してみましょう。
次の質問に答えてください。
- コミュニティで自分が参加できる日常の行事は「 」。
- 自分が読むことができるコミュニティの情報誌は「 」。
- 自分が支援できるコミュニティストアは「 」。
- 自分が支援できるコミュニティの問題は「 」。
- 自分がボランティア活動できるコミュニティの仕事は「 」。
コミュニティとの関りは、とても簡単で、些細なことでかまいません。
私たちには、喜びを分かち合う仲間が必要です。
自分を犠牲にすることなく、バランスよく周囲と関わっていきましょう。
チェックイン
1週間の終わりには、チェックイン(確認作業)をしましょう。
- 今週は何日モーニングをしましたか?
やらなかった日があったなら、それはなぜですか?
モーニングページは、あなたにとってどんな体験ですか?
今までより明晰になっていますか?
広範な感情を味わっていますか?
以前より目的意識が鮮明になりましたか?
心の落ち着きが増し、何があってもゆったりしていられるようになりましたか?
何かに驚かされましたか?
解決を求める、何度も繰り返される問題がありますか? - 今週、アーティストデートをしましたか?
幸福感は増しましたか? - ウィークリーウォークに出かけましたか?
どんな感じでしたか?
どんな感情、気づきが浮かび上がってきましたか?
ウォーキングはあなたにどう影響しましたか? - 今週、自己発見について重要だと感じることが他にもあれば、ノートに書きだしてください。
課題は完璧にこなせなくてもOKじゃよ!
できる範囲で実践してくれだされ♪
振り返り作業のチェックインは、いいこと書けなくてもかまへんで!
現状をありのまま振り返ってみような!
「ずっとやりたかったことをやりなさい」第6週ワークの要約と効果について
第6週目は、境界の感覚を発見します。
いい人でいようとすると、自分の気持ちや都合を犠牲にしてしまうことってありますよね。
そうすると、エネルギーがすり減らされてしまいます。
誰ともかかわらずに生きていくことはできませんが、自分を守るために、情報をシャットアウトする時間を作ってみるのもいいかもしれませんね。
情報を断つというと、世の中の流れが速い昨今、不安に感じることもあるかもしれません。
でも、ほんの30分でも、自分のためだけの時間をつくってみると、何かが変わるものです。
実際にはむつかしいかもしれませんが、自分と周りの境界線を明らかにして、うまくバランスをとっていきましょう。
情報を遮断って言うても、遮断しっぱなしにせんでええんやしな。
外との関わりかて、めんどくさなったら、ソッと人に戻ってもええしな。
そうそう!
ほんで、また寂しいなったら、関わりにいったらええんじゃよ。
気楽に生きまっしょい♪
「ずっとやりたかったことをやりなさい」第6週ワークの要約と効果 まとめ
第6週のテーマは、「境界の感覚を発見する」。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」シリーズのテーマや課題は、アーティストに限らず、人の人生にとって大切なことだと感じるものが多いです。
第6週の「境界の感覚を発見する」は、アーティストに限らず、人付き合いにストレスを感じている人には読んでほしい内容だなと感じました。
人間って、基本、身勝手な生き物だと思います。
だから、いくら気をつけていても、知らないうちに他人に嫌な思いをさせることもあるかもしれない。
でも、それってお互いさまですよね。
私たちだって、嫌な思いをさせられたことってあるんじゃないでしょうか。
だからって、何も考えずに好き勝手やろうとは言いませんが。
- 自分の都合の良いときだけ人と関わる。
- 関わりたい人とだけ関わりを持つ。
- 会いたくない人には合わない。
くらいはいいんじゃないかなと思うんです。
そもそも、世界の全員と関わることは不可能です。
ほんの一部の人たちとしか、出会うことはできないんです。
それなのに、自分を犠牲にして、嫌いな人と我慢してつきあう必要があるのでしょうか。
人間関係を円滑に保つことは大切ですが、まずは自分を大切に、幸せにしましょう。
今は課題をやってみても、すっきりしない方もいらっしゃるかもしれません。
ジュリアさんの文章を読んだとしても、「現実にはそうはいかない。」と思うかもしれません。
でも、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。2」の課題にできる範囲で取り組んでみてください。
その時はピンとこなかったことが、ふと思い出されて、何かが解決されることもありそうです。
モニぺは起きてすぐが効果的じゃけど、無理なときは書けるときに書けばええですぞ♪
完璧を目指さへん方が、続けやすいかもしれへんな!
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