ずっとやりたかったことをやりなさい2 第8週ワーク「背中を押される感覚を発見する」の要約と効果について

ずっとやりたかったことをやりなさい2 第8週ワーク「背中を押される感覚を発見する」の要約と効果について
とり乃から揚げ

この記事では、「ずっとやりたかったことをやりなさい2(ジュリア・キャメロン著)」で実践する、第8週目のテーマやワーク、効果などを要約してお伝えしますぞ!

実際にやってみて「これはもっとこうすれば良かった…」と思った点などもシェアするので、お役立ていただけますと幸いですぞ♪

ほな、サクっといってみよか!

「ずっとやりたかったことを、やりなさい。2(ジュリア・キャメロン著)」は ↓ コレ!

ずっとやりたかったことをやりなさい2 第8週ワーク「背中を押される感覚を発見する」の要約と効果について

第8週のテーマ

第8週のテーマは、「見分ける能力を発見する」です。

今週は、成功した人を待ち伏せしている、想像の世界の怪物を見極めます。

そのプロセスには、怒りの感情がともなうことでしょう。

悪人の正体をあばくときに、裏切られたという感覚や悲しい気持ちになるようなものです。

でも、悪いものを見極めることは、自分を本当に支えてくれる人をみつけることにつながります。

少しむつかしいかもしれませんが、今できる範囲で取り組んでみましょう。

「成功」は目的ではない

過食症の研究では、特定の食べ物が過食への「トリガーフード」になるとされています。

「トリガー」は、「引き金」といういみですね。

その人にとってのトリガーフードを「一口だけ」と思って食べ始めると、もっともっと欲しくなる。

アーティストにとっての「名声」や「成功」も、トリガーフードにように働いてしまうことがあります。

もっと認められたい、もっとお金を得たい。

もっともっと、という欲望が、自分を見失わせてしまうかもしれません。

でも、「なりたい自分」や「求められる自分」ではなく、「あるがままの自分」を表現しましょう。

人はみんな、多才です。

ひとつの分野にこだわって、視野を狭める必要はありません。

また、物事には時期があります。

選ばれなかったときこそ、創造のパワーを取り戻すチャンスと考えましょう。

第8週の課題1/3「誰かのために創作する」

創造的なことで収入を得ることばかりに集中すると、大切なことを見失います。

1から5まで番号をふり、あなたが親密につながっていると感じる人を5人あげてみましょう。

そして、その人たちに感謝と愛を捧げるため、1人に1つずつ、創作的なアイデアを書いてみましょう。

例えば、ジュリアさんの場合は次のような感じです。

  1. 娘 彼女を育てたときの思い出について何か書く。
  2. 姉 仮名序の勇気をつづったアーティスト物語を書く。
  3. キャロライナ 子供のころの彼女、そして友達である現在の彼女を描く。
  4. エマ 私たちの創造的な冒険の写真集をつくる。
  5. コニー 彼女のために「アーツ&クラフツ」のレシピボックスをつくる。

心のこもった創作活動が、さらなる創作への意欲をかきたてるのは、珍しいことではありません。

時間をたくさんかけなくても良いので、大切なひとのために何か創作してみましょう。

チャンスに便乗する「ピギーバッカー」

成功したときに訪れる「チャンス」と「落とし穴」を見分けるのはむつかしいかもしれません。

自分にとって本当の「チャンス」と、

他の人のチャンスのために自分が犠牲になる「落とし穴」。

成功して知名度があがるほど、そのふたつを区別するのがむつかしくなるといいます。

「ピギーパッカー」は、いかにも「あなたのため」といった風を装って、自分の計画を進めようとする人です。

ピギーパッカーは「いい人」を装うのがとても上手で、あなたに欠点だらけのプロジェクトを背負わせようとします。

そんなプロジェクトに名前をかすと、信用を失い、基盤を固めるチャンスも失ってしまうかもしれません。

私たちアーティストは、幸運なチャンスだけでなく、不運な落とし穴にも気をつけなければいけません。

第8週の課題2/3「ペースを落として強さを感じる」

スピードが必要な場面もあるかもしれませんが、スピードを上げ過ぎると、見えるはずのものが見えなくなります。

もし人生に緊急事態がないとしたら、あなたはどんな状況を許容できますか?

1から5まで番号をふり、あなたが「急がなくてはならない」とプレッシャーを感じている人生の領域を5つリストアップしましょう。

そして、それら5つのスケジュールを見直します。

ゆっくりとやり遂げましょう。

ペースダウンするということは、手放して神に任せ、自然のペースや発達がどういうものかを発見することです。

ときには、ペースダウンして、力をかき集めることも大切です。

創造性の妨害工作員たち

あらゆる環境には、何かしらネガティブな要素があるものです。

暑すぎる、寒すぎる、うるさい、日当たりが悪い、などの環境要因。

それ以外にも、あなたの創造性を妨害する人々もいるでしょう。

あなたの言うことに必ず反対意見を述べる人。

どうでもいいことにこだわる人。

悪いニュースばかりをわざわざ運んでくる人。

そんな人たちも、そういう人だということを見極めてしまえば、ふりまわされずに済みます。

第8週の課題3/3「悪魔祓いをする」

創造性の妨害工作員たちに傷つけられたときは、あなた自身のやり方で、霊的な儀式を行い、力を呼び覚ましましょう。

ジュリアさんおすすめのやり方を、2通り紹介しますね。

創造性の悪魔祓い

自分の傷を振り返って、その不快な要素をすべて体現する怪物を創作します。

描きだしたその怪物を、20マイル(32キロ)はなれた荒野の中で焼き、埋めてしまいます。

もしくは、橋の上から放り投げ、川に流してしまいます。

何とかして追放してしまうんです。

とり乃から揚げ

「ずっとやりたかったことを、やりなさい2」は、日本では、2013年1月に出版されたのですぞ!

それに、ジュリアさんはアメリカに住んでいたから、荒野があるのですな。

今の日本じゃ荒野はむつかしいし、川に紙すてたらアカンな!

その辺は、自分の環境でやりやすいようにアレンジしよう!

・創造性のトーテムづくり

自分を支えるために、スピリチュアルな力をすべて備えた存在をつくりあげてみましょう。

人形、彫刻、絵、曲、コラージュなど、形式はなんでもかまいません。

そして、出来上がったものを、目につくところにお守りとして置いておきます。

とり乃から揚げ

人目につくのが気になるなら、筆箱の蓋の裏とか、スマホやパソコンの待ち受けにするとかもええかもですぞ!

結局、傷ついた創造性を癒してくれるのは、創作行為しかないんやな!

チェックイン

1週間の終わりには、チェックイン(確認作業)をしましょう。

  1. 今週は何日モーニングをしましたか?
    やらなかった日があったなら、それはなぜですか?
    モーニングページは、あなたにとってどんな体験ですか?
    今までより明晰になっていますか?
    広範な感情を味わっていますか?
    以前より目的意識が鮮明になりましたか?
    心の落ち着きが増し、何があってもゆったりしていられるようになりましたか?
    何かに驚かされましたか?
    解決を求める、何度も繰り返される問題がありますか?
  2. 今週、アーティストデートをしましたか?
    幸福感は増しましたか?
  3. ウィークリーウォークに出かけましたか?
    どんな感じでしたか?
    どんな感情、気づきが浮かび上がってきましたか?
    ウォーキングはあなたにどう影響しましたか?
  4. 今週、自己発見について重要だと感じることが他にもあれば、ノートに書きだしてください。
とり乃から揚げ

課題は完璧にこなせなくてもOKじゃよ!

できる範囲で実践してくれだされ♪

振り返り作業のチェックインは、いいこと書けなくてもかまへんで!

現状をありのまま振り返ってみような!

「ずっとやりたかったことをやりなさい」第8週ワークの要約と効果について

ずっとやりたかったことをやりなさい2 第8週ワーク「背中を押される感覚を発見する」の要約と効果について

第8週目は、見分ける能力を発見します。

「チャンス」と「落とし穴」を見分けるのはなかなかむつかしいですよね。

それに、成功すればゴールというわけではなく、創作人生は続いていきます。

協調性をもって仕事として取り組むという面も必要になるかもしれません。

だけど、自分のやりたいことを見失って、利用されるようなことは避けたいものです。

また、物事には、時期と言うものがあります。

ときにはペースダウンして、ゆっくりやり遂げることを意識しましょう。

また、時間をあまりかけることができなくても、大切な人のために何かを創作するのも効果的です。

心のこもった創作活動は、次なるパワーを生み出します。

ピギーバッカーなヤツって、たまに本気で相手のためやと思い込んでる、自覚ゼロみたいなヤツもおるけどな。

悪気はないからって、受け入れてやる必要はないのやで。

とり乃から揚げ

そうそう!

「私のことを思ってくれてるんだよね、ありがとう。わかるよ。

でも、嫌なもんはイヤ♪」みたいな感じでええんちゃうかな。笑

自分に正直に、自分の人生は自分のために生きましょー!

「ずっとやりたかったことをやりなさい」第8週ワークの要約と効果 まとめ

ずっとやりたかったことをやりなさい2 第8週ワーク「背中を押される感覚を発見する」の要約と効果について

第8週のテーマは、「見分ける能力を発見する」。

「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」シリーズのテーマや課題は、アーティストに限らず、人の人生にとって大切なことだと感じるものが多いです。

第8週の「見分ける能力を発見する」も、アーティストに限らず、いろんな人に知ってほしい内容だなと感じました。

この週は、成功したアーティストの為の話になっています。

でも、知名度や実績がまだ少ない方でも、創作意欲を妨げる人と遭遇することって少なくないですよね。

私も、

仕事で初対面のクライアントに「唐揚げはハイボールと遊んでろ 笑」って言われたり、

大絶賛でスカウトされたのに私が美大出身じゃないと知った途端に「なんだよ、お前、エセかよ 怒」とか猛烈にディスられたり、

いきなり仕事の仕様書が送られてきたから問い合わせしたら回答じゃなくて不採用通知を返されたり、

…まぁ、たいがい色々ありました。笑

そんな心折れそうなとき、今週の文章を読み返したり、課題に取り組んでみるといいかもしれませんね。

とり乃から揚げ

創造的な面以外でも、生きてたら嫌なこといっぱいあるかもしれませんな。

でも、いいこともいっぱいあったはず!

心折れたときは、成功体験や大切な人のことを思い出して、自分らしくいきまっしょい♪

落ち込んだときは、とことん落ち込んでみてもええかも知れへんな。

でも、前を向きたいんやったら、

「絶対しあわせになれるイラスト集を眺める」とか

「大好きな香りの入浴剤でお風呂満喫する」とか

君なりの気分転換を見つけておくのもええんちゃうかな。

今は課題をやってみても、すっきりしない方もいらっしゃるかもしれません。

ジュリアさんの文章を読んだとしても、「現実にはそうはいかない。」と思うかもしれません。

でも、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。2」の課題にできる範囲で取り組んでみてください。

その時はピンとこなかったことが、ふと思い出されて、何かが解決されることもあるかもしれません。

◀ 第7週のワークは こちら

第9週のワークは こちら

↓ 「ずっとやりたかったことを、やりなさい。2(ジュリア・キャメロン著)」は、コレ!