Bluetoothでペアリング済みなのに接続できないときの対処法 Windows10 PC の場合
Bluetoothでパソコンと接続していたヘッドホンが、急に接続できなくなったの。
それでは、ペアリング済みなのに接続できないときの対処法をまとめますぞ~♪
今回は、Windows10のパソコンと、Bluetoothでペアリング済みなのに、接続できなくなったときの対処法をまとめました。
全部やってみても、ブルートゥース接続が復活できない場合の対処法も紹介します。
少しでも、お役にたてましたら幸いです。
ペアリングができないときの対処法
▶Bluetoothのペアリングができないときの対処法 Windows10 パソコンの場合(近日公開)
ヘッドホン以外の周辺機器が接続できなくなったときには、違う対処が必要なの?
周辺機器の種類によって変わる部分もあるかもしれませんな。
でも、Bluetooth接続にかんする対処法なので、ヘッドホン以外の周辺機器(マウスやキーボードなど)の場合にも試してみるといい対処法ですぞ♪
他のデバイスとヘッドホンがBluetooth接続できるか試す
接続できなくなったパソコン以外に、Bluetooth接続できるデバイス(スマホなど)はありますか?
あれば、そのデバイスとヘッドホンが、正常にBluetooth接続できるか試してみてください。
他のデバイスとヘッドホンが正常にBluetooth接続できるなら、 ヘッドホンのBluetooth接続は正常に動作しているので、PC に問題がある可能性が高くなりますよね。
でも、どのデバイスともBluetooth接続できないようなら、ヘッドホン側に問題があるかもしれません。
ここでは、すべてのヘッドホンなどのBluetooth接続対応機器について網羅することは不可能です。
そのため、この記事では、Windows10 PC 側に問題がある場合の対処法のみをまとめます。
ヘッドホン側に問題がある場合は、すみませんが、「メーカーや型番+Bluetooth 接続できない」などで検索して情報を探してみてください。
あまり情報が出てこないようなら、ヘッドホンのメーカーサポートや販売店に問い合わせるといいかもしれません。
他の周辺機器とパソコンがBluetooth接続できるか試す
接続できなくなったヘッドホン以外に、Bluetooth接続の周辺機器(マウスやキーボードなど)はありますか?
もしあれば、それらとPCが、正常にBluetooth接続できるか(できているか)どうかを、確認してください。
他の周辺機器が、パソコンと正常にBluetooth接続できるなら、パソコンのBluetooth機能がダメになっている可能性は低いということになりますよね。
逆に、他の周辺機器とも接続できないなら、パソコンのBluetooth機能が故障している可能性も考えられそうです。
(設定などの問題の可能性もあるので、まだ故障と断定はできませんが。)
パソコンを掃除する
そんなアナログな方法で解決できるわけないやろ!と思われるかもしれませんが (^_^;)。
排気口や、USBなどのポートに、ホコリがついていないでしょうか。
デスクトップなら、本体の背面とか、ふだんからマメに掃除している人って少ないと思うんです。
掃除機でやさしくホコリを吸い取ってあげるだけでも、意外とPCの調子が良くなることがありますよ。
外付けなら一度はずして付けなおす
外付けのBluetoothアダプターや、Bluetoothのボードにアンテナを繋いでいる場合は、いちど外して掃除をしてみます。
そして、あらたに付けなおすと、復活する場合があります。
電源を入れ直す
パソコンも、ヘッドホンも電源を一度オフにして、再度電源をオンにします。
もう一度、接続を確認してみましょう。
ヘッドホンを充電する
ヘッドホンなどの周辺機器を充電してみます。
電池式の場合は、電池を交換してみましょう。
Bluetoothのスイッチを入れ直す
パソコンのBluetoothスイッチを切り替えてみましょう。
「スタート」→「設定」→「デバイス」から、Bluetoothの設定を開きます。
一番上の項目「Bluetooth」のスイッチをオフにして、少し待って、再度オンにしてください。
すでにオフになっていた場合は、オンにしてください。
ペアリングを削除してやり直す
「スタート」→「設定」→「デバイス」から、Bluetoothの設定を開くと、ペアリング済のデバイスが確認できます。
すでに存在しているペアリング済のデバイスを削除します。
今回問題になっているヘッドホン以外も、一旦すべて削除して、ペアリングし直します。
Wi-fi を切って接続してみる。
Bluetoothは、2.4GHzの無線通信です。
そのため、Wi-Fiがおなじ帯域を使っていると、Bluetooth接続に影響がでることもあります。
Wi-Fiを切った状態で、Bluetooth接続を試してみましょう。
Bluetooth ドライバ ーを最新にする
「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」→「デバイスマネージャー」を開くと、PCとBluetoothの接続状況が確認できます。
該当の「Bluetooth」を右クリックして、「ドライバーを更新」します。
(「すでに最新のドライバーです」という旨のメッセージが表示された場合は、そのままでOKです。)
プロパティからサービスをチェック
「コントロールパネル」→「デバイスとプリンター」を開くと、ペアリングされている周辺機器のアイコンが表示されます。
該当する周辺機器のアイコンを右クリックして、プロパティを開きましょう。
「サービス」タブを選びます。
該当する周辺機器によって、どのように利用するかを選ぶチェックボックスが表示されますので、外れていたらチェックを入れてください。
(正常にペアリングされていない場合は、何も表示されない場合もあります。
何も表示されないときはどうしようもないので、このプロセスはスキップしてください。)
周辺機器を初期化する
周辺機器によっては、工場から出荷されたときの状態にリセットする方法が公表されています。
「メーカー名 型番 機種名 初期化 (リセット)」などで検索してみましょう。
リセット方法が見つかったら、いちど周辺機器を初期化してから、ペアリングをやり直します。
PCに、前のペアリングが残っているときは、やり直す前に削除しておいてくださいね。
ウイルスソフトを無効化して試してみる
OSを提供している会社(Windows なら、マイクロソフト)以外のウイルスソフトを使用している場合に、ウイルスソフトが原因でBluetoothがうまくいかないことがあるようです。
(Bluetooth接続しているとパソコンがフリーズしたり、ブルースクリーンエラーが発生する場合も、ウイルスソフトが原因の場合があります。)
ウイルスソフトを無効化するか、一旦アンインストールしてBluetoothの通信がうまくいくか試してみます。
ウイルスソフトが稼働していない状態ならBluetooth通信がうまくいく場合は、ウイルスソフトが原因である可能性が濃厚ですね。
ウイルスソフトの製造会社へ問いあわせましょう。
Windows を復元する
Windowsを復元する場合、 ↓ 「最近インストールしたプログラムとドライバー」が削除される可能性があるなど、思いがけない他の不具合がでる可能性もないとはいえません。
システムの復元を実行しても、ドキュメントや画像、その他の個人データには影響はありません。最近インストールしたプログラムとドライバーは、アンインストールされる可能性があります。
Windows10 ヘルプページより引用
ですので、不安に感じるなら、無理せず次項の「Bluetooth接続が復活できないときの対処法」をご検討ください。
Windowsを復元する方法は、
「コントロールパネル」→「セキュリティとメンテナンス」→「回復」→「システムの復元を開く」を選択すると、処理が始まります。
Windowsの復元を実行するときは、システムと大切なファイルのバックアップをとっておくと安心です。
Bluetooth接続が復活できないときの対処法
全部ダメだったわ…
もうこのヘッドホンはスマホ専用にするしかないのかしら…(涙)
まだ、諦めてはいけませんぞ!
諦めたら、そこで試合終了ですぞ~!!
メーカーサポートに問い合わせる
PCや周辺機器のメーカーサポートに問い合わせてみましょう。
メーカーのサポート窓口は、取扱説明書に載っているかもしれません。
また、「メーカー名 サポート」などで検索すると、簡単に見つかることも多いです。
メーカーのサポートが見つからない場合は、購入店へ問いあわせるといいですね。
PCや周辺機器を修理に出す
まずは、PCや周辺機器のメーカーか、購入店へ問いあわせてみましょう。
それでも解決しなかったときや、Bluetoothの故障であることが判明した場合は、修理してもらうという選択肢もあります。
(保証期間中なら、交換してもらえるかもしれません。)
でも、PCや周辺機器が古い場合は、部品がなくて修理ができない場合もあるかもしれません。
それに、修理に出すのって面倒ではありませんか?
しかも、修理の期間中、パソコンなどが使えないって、困りますよね。
パソコンのBluetoothに問題がある場合には、外付けのBluetoothアダプターを取り付けるという解決方法もあります。
Bluetoothアダプターを購入する
↓ こんな感じのBluetoothアダプターをUSBに取り付けるだけで、Bluetooth接続ができるようになります。
上の商品は、ドライバーのインストールも不要で、USBにさすだけで、すぐBluetooth接続ができるものです。
日本語の取扱説明書もついています。
これがあれば、Bluetoothに対応していないPCでも、Bluetooth接続の周辺機器が使えるようになります。
今回の祢木さんのトラブルも、結局はBluetoothアダプターで解決しました。
ちなみに、祢木さんが購入したのは、
↓ こちら。
税込&送料無料で、690円です(2021年08月現在)。
めっちゃ安くないですか?
でもこれ、ちゃんとBluetooth接続できるようになったんですよ。
ただし、祢木さんが購入したこの商品は、附属のシングルサイズCDから、ドライバーをインストールする必要があります。
説明書は英語です。
でも、画像つきなので、英語を読まなくてもインストールできそうです。
というか、字が小さくて読みづらかったので、読みませんでしたけど、できました (*´∀`*)♪
Bluetoothアダプターを購入する場合は、
- 対応しているOS(Windows10 とか)
- 接続したい周辺機器のBluetoothのバージョン(4.0とか5.0など)
- プロファイル(そのBluetoothアダプターができること)は目的に合っているか
- あなたが必要とする通信距離を確保できるか
- USBの規格は合っているか
↑このあたりは、必ず確認してください。
あと、「ドライバーとか、インストールとか、ちょっと自信ないな…」ということでしたら、『ドライバーインストール不要』の機種を購入するといいですね。
あわせて読みたい
Bluetoothアダプターの選び方についてのより詳しい説明や、ドライバーのインストール体験談については、祢木さんのレビュー記事をご参照ください。
(祢木さんのブログ『ねぎブロ』が開きます。)
Bluetoothでペアリング済みなのに接続できないときの対処法 まとめ
思いつく限りの対処法と、調べつくして見つけた対処法を全部まとめました。
そのため、こんなの全部できるわけないやろ!と思われたかもしれません。
でも、特別な知識や技術が必要なことはひとつもありません。
落ち着いて1つずつこなせば、たいしたことないです。
とはいえ、もう無理!と感じたら、無理せず、サポートに丸投げしちゃいましょう。
なにごとも、答えを知っている人に聞くのが一番早いです。
メーカーや量販店のサポート窓口は、毎日お客さんからの問い合わせに答えているので、意外とすぐに解決法を教えてもらえるかもしれませんよ。
メーカーや販売店のサポート窓口って、意外と親切な方が多いのよね♪
クレームやトラブルの問い合わせ対応は、ファンを増やすチャンスですからな。
またこのメーカーにしよう、と思ってもらえるように、頑張って対応してくれるところが多いのですぞ~♪