ずっとやりたかったことをやりなさい2 第10週ワーク「仲間意識を発見する」の要約と効果について
この記事では、「ずっとやりたかったことをやりなさい2(ジュリア・キャメロン著)」で実践する、第10週目のテーマやワーク、効果などを要約してお伝えしますぞ!
実際にやってみて「これはもっとこうすれば良かった…」と思った点などもシェアするので、お役立ていただけますと幸いですぞ♪
ほな、サクっといってみよか!
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第10週のテーマ
第10週のテーマは、「仲間意識を発見する」です。
アーティストは孤独・孤高の存在と言うイメージはないでしょうか。
でも、実際には、アーティストの人生も、孤独の中では営まれません。
今週は、人間関係における、かしこい選択のしかたについて確認します。
舞台上でドラマをつづける
アーティストは、ドラマチックな存在です。
何も創作してないと、自分の人生をドラマのように仕立てたくなるんですね。
でも、余計なドラマを生み出すと、かえっていらだちを募らせることにもなりかねません。
なので、自分の創作活動や人生を、特別視しすぎるのはよくありません。
創作ではなく、不要なドラマに気持ちが向いてしまうときは、頭で考えず、体に意識を向けてみましょう。
坂を上ってみるとか、早く歩いてみるなど、簡単なことでも、体を動かすと現実感がもどってきます。
自分自身をごまかさず、自分の才能や創造的な能力と向き合うことが必要です。
第10週の課題1/4「『ブラボー!リスト』をつくる」
「ブラボー!リスト」は、やり遂げたことに拍手を送るリストです。
たとえば、
・モーニングページを書いた。
・家計簿を書いた。
・お母さんに連絡した。
・洗濯した。
・新作のプロットを書いた。
など。
私たちは、自分で自覚しているより、とてもたくさんのことをやり遂げています。
それらを書き出して可視化することで、自分が創造的な生活をしていることをより認識できるようになります。
それは、ある種の励ましのような効果があり、もっと創作したいという気持ちにつながるでしょう。
よくなっていくことのよさ
わたしたちは、より正確に美しく自分を表現するために、きちんとした技術を習得する必要があります。
多くのアーティストは、自分より経験とスキルの高いアーティストを師とあおぎ、日々の修行を続けていきます。
とんでもない師についてしまって、成長を阻まれることもあるかもしれません。
でも、自分では気づけないことを教えてくれる師を見出せれば、それは大きな力添えとなることでしょう。
スピリチュアルな格言に、
「弟子の準備が整ったときに、師があらわれる。」というものがあります。
見えないチカラが、出会うべきときに、わたしたちを師の元へ導いてくれるということですね。
第10週の課題2/4「師に出会う心の準備をする」
あなたは、いい相談相手がいなかったために、悔しい、悲しいと感じたことはないでしょうか。
そのときにまつわる、5つの状況を具体的に書き出してみましょう。
例えば、
・私の母親は、私が絵を描くことを嫌って、美術系の学校に進学させてくれなかった。
・母は兄をひいきしていたので、いつも私が我慢させられた。
・留学したかったのに、結局実家から出してもらえなかった。
などなど。
現実に起こった不平の種を明らかにします。
そして、
・母親の言うことを聞くことを選んだのは自分だし、今は絵描きになっているのだから問題ない。
・我慢を知らずに育った兄は井の中の蛙だ。今となっては私には関係がない。
・今は留学までしようとは思わないが、旅行で海外に行くのもいい。ガイドブックでも買ってみよう。
など。
今の状態を見つめなおし、今できることを実行してください。
傷ついた内なるアーティストの傷を和らげることができるはずです。
アーティストに必要な個人的サポート
創造的にいきるために、身近な人からのお世辞は必要ありません。
でも、どんなときでも自分を受け入れてくれる人の存在は重要です。
特に、創造的な飛躍(成功)をしたときには、すべてに絶望したときと同じくらい、支えてくれる人が必要になります。
アーティストには、成功する前の友人・成功している間の友人・成功した後の友人が必要です。
愛やサポートという栄養を与えてくれる家族や友人をみつけましょう。
第10週の課題3/4「『仲間の求人広告』を出す」
想像上のサポーターを考案しましょう。
1枚の紙に、あなたが仲間に対して、本当に望んでいることを書き出します。
例えば、ジュリアさんの場合は、
私や私の作品を寛大な心を持って受け止め、情熱を持って語り合える創作仲間を求む。
希望や夢、失望を分かち合える人、私を少しだけ甘やかしてくれる人、たくさん応援してくれる人、私が自分を信じられないときでも私を信じてくれる人、「あなたの作品は素晴らしい。あなたもよ。」と言ってくれる人を求む。
引用元:ずっとやりたかったことを、やりなさい。2
だれかに見せるものはないので、気兼ねなく書き出してみましょう。
創造の「キャッチャー」を探す
私たちには、キャッチャー(狙いを定めて球を投げる相手)が必要です。
できれば、少々あれた球を投げても、しっかり受け止めてくれる補給力のある人、「バッチコーイ!」と発破をかけてくれる人がいいですね。
私たちが創作で語りかける相手の象徴が、キャッチャーです。
第10週の課題4/4「自分のキャッチャーをキャッチする」
のびのびを自分を表現できる、気さくで楽しい雰囲気に包まれていたとき、そばにいてくれた人はどんな人でしょうか。
いままでの仲間を思い出し、その人の何があなたを元気づけてくれたのか探ってみましょう。
次の質問の答えを、書き出してみてください。
引用元:ずっとやりたかったことを、やりなさい。2
- 子供の頃、あなたの創造的な活動を受け止めてくれるキャッチャーはいましたか?
- あなたにとっての最高のキャッチャーは誰でしたか?
- その人は何をしてあなたの内なるアーティストを喜ばせ、興奮させてたのですか?
- 現在そのような人はいますか?
- その人はあなたのキャッチャーになれそうですか?
- 子供の頃、あなたの好きな作品の中に並外れたヒーローがいましたか?好きなアート作品の中に力強い創作的なヒーローがいましたか?(あなたが好きで、自分を重ね合わせた人物)
- あなたの内なるアーティストはそのヒーローのどんなところが好きだったのでしょう?
- そのヒーローは、あなたの内なるアーティストの何が好きでしょう?
- 子供の頃のキャッチャーもしくはヒーローに宛てて手紙を書いてください。
- そのキャッチャーもしくはヒーローになったつもりで、自分宛ての返事を書いてください。
課題はできる範囲でかまいませんぞ!
後から書き足してもいいし、進めやすいやり方でこなしていこう!
チェックイン
1週間の終わりには、チェックイン(確認作業)をしましょう。
- 今週は何日モーニングをしましたか?
やらなかった日があったなら、それはなぜですか?
モーニングページは、あなたにとってどんな体験ですか?
今までより明晰になっていますか?
広範な感情を味わっていますか?
以前より目的意識が鮮明になりましたか?
心の落ち着きが増し、何があってもゆったりしていられるようになりましたか?
何かに驚かされましたか?
解決を求める、何度も繰り返される問題がありますか? - 今週、アーティストデートをしましたか?
幸福感は増しましたか? - ウィークリーウォークに出かけましたか?
どんな感じでしたか?
どんな感情、気づきが浮かび上がってきましたか?
ウォーキングはあなたにどう影響しましたか? - 今週、自己発見について重要だと感じることが他にもあれば、ノートに書きだしてください。
課題は完璧にこなせなくてもOKじゃよ!
できる範囲で実践してくれだされ♪
振り返り作業のチェックインは、いいこと書けなくてもかまへんで!
現状をありのまま振り返ってみような!
「ずっとやりたかったことをやりなさい」第10週ワークの要約と効果について
第10週目は、仲間意識を発見します。
「仲間意識」って、個人的には、あまりいい響きに感じないのですが。
この本で書かれている「仲間意識」は、「上手な人間関係を築く」という意味のようですね。
また、やり遂げたことを書き出す「ブラボー!リスト」などで、自己肯定感を高めることも大事なようです。
人間関係は移り行くものです。
今は疎遠になってしまっていても、かつては確かに心が通じていた人は、どんな人だったでしょうか。
今のあなたは、どんな心の支えを求めているのでしょうか。
課題を通じて、探ってみましょう。
関わる人が入れ替わっていくのは、当たり前で仕方ないことやけど、ちょっと寂しく感じるかもしれへんな。
でも、生きてれば、また再会して交流を深めることもあるかもしれませんぞ?
大切な思い出を振り返って、今を見つめなおしましょうぞ!
「ずっとやりたかったことをやりなさい」第10週ワークの要約と効果 まとめ
第10週のテーマは、「仲間意識を発見する」。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」シリーズのテーマや課題は、アーティストに限らず、人の人生にとって大切なことだと感じるものが多いです。
第10週の「仲間意識を発見する」も、アーティストに限らず、いろんな人に知ってほしい内容だなと感じました。
この週は、人間関係における、かしこい選択のしかたを身に着けることがテーマです。
アーティストは孤独・孤高の存在という幻想もありますが、人はひとりでは生きていけません。
「キャッチャー」といわれても、すぐには誰も思い当たらない方も多いでしょう。
「今までにも、そんないい人と出会ったことはない」と言いたくなる方もいるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか。
無邪気な子供のころ、楽しかった記憶もあるのではないでしょうか。
すぐに思い出せなくても、何かのきっかけで、課題で問いかけられていたことへの答えが見つかるかもしれません。
いつも、楽天主義でいることを忘れずに、毎日できることを積み重ねていきまっしょい!
毎日積み重ねても、変化がかんじられへんときもあるかもしれんけど、ちゃんと成長してるんやで。
実はもう、ブレイクスルー直前かもしれへんし、楽天的にいこう!
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