ずっとやりたかったことをやりなさい3”Finding Water”第9週ワークと課題の要約・効果について
この記事では「ずっとやりたかったことをやりなさい3(ジュリア・キャメロン著)」にあたる”Finding Water”で実践する、第9週目のテーマやワーク、効果などについて要約してお伝えいたしますぞ!
ほな、サクっといってみよかー♪
「ずっとやりたかったことをやりなさい3(ジュリア・キャメロン著)」にあたる”Finding Water”は ↓ これ!
第9週目のタイトルは”Uncovering a Sense of Perspective”。
「遠近の感覚を明らかにする」ですぞ!
創造的に生きるには、目の前にある小さなことから、将来的な大きなことまで見渡せる目線が必要です。
第9週目は、アーティストとしての、拡張に取り組みます
あなたは、自分で思っているよりも大きく、地に足のついた存在であることを感じられるでしょう。
Seasons(適した時期)
創作をする場合にも、季節のような、時期というものがあります。
アイデアが降りてこない冬の時期。
アイデアが芽吹き、花開く春の時期。
そして、若葉が茂る夏の時期は、アイデアを実らせ収穫するための行動に移るときです。
人は誰しも、実現させるべきアイデアを持っています。
だけど、なかなか冬の時期から抜け出せないときもあるかもしれません。
また、春が訪れてアイデアが芽吹いても、うまく実らせて収穫することができないときもあるでしょう。
それでも、自分のアイデアの価値を信じ続けることは、第一優先事項です。
自分が認められないものを、他人が評価してくれるはずないですものね。
うまくいかなくても、あきらめるべきではないのです。
他から認めてもらえなくても、自主公演や自費出版という方法で、作品を発表することもできます。
夢を実現するために必要な行動を避けてはいけません。
できることは、たくさんあるはずです。
課題:本当にやりたいことのリスト
- 最初に、下記の形式で文章を10個書いてみましょう
“If it weren’t so risky, I would try 〇〇.”
(もし、リスクが低いなら、私は〇〇をやってみたい。) - つぎに、下記の形式で文章を5個書いてみましょう
“If it weren’t so conceited, I would try 〇〇.”
(もし、あまり高望みでないなら、私は〇〇をやってみたい。) - 最後は、ページをかえて、下記の形式で文章を5個書いてみましょう
“If it weren’t so expensive, I would try 〇〇.”
(もし、お金があまりかからないなら、私は〇〇をやってみたい。)
これらの質問は、あなたの恐れや、行動に移れない原因を明らかにしてくれるかもしれませんぞ★
リストの中から、いちばん実現させやすそうなものをひとつ選んで、行動に移してみてな!
Edd and Flow(潮の満ち引き)
創造的な人生にも、潮の満ち引きのように、進むべき時と休むべきときがあります。
また、望む展開を得られなくても、それがきっかけになって、違う道が開けることもあるでしょう。
創作活動は、孤独なものではありません。
楽天的でいることを忘れずに、良い方向へ心を開いていれば、良いことが起こるものです。
ときには、どう考えても良いとは思えないようなことが起こることもあるかもしれません。
それでも、信念をもって、小さな行動を積み重ねましょう。
困難な時期は、人が試されるとき。
くりかえし乗り越えるたびに、夢は鍛えられていきます。
課題:初心にかえろう
創造的に生きるためには、柔軟性も必要です。
自分のまわりにあるチャンスや希望を見つけなければいけません。
謙虚な気持ちで人の意見を聞いてみれば、多様性につながるかもしません。
もし、いままでの経験やこだわりにとらわれないとしたら、何ができそうですか?
チャレンジできそうなことを、5つ書き出してみてください。
潮干狩りみたいに、潮が引いたときにしかできないこともありますぞ!
思うような流れがこないときは、焦らずにできること目を向けてみましょうぞ♪
「ちょっとした気分転換」くらいのつもりで、今までやってこなかったことに取り組んでみるのもええかもな♪
君の才能も、進むべき道も、ひとつとは限らへんで!
Companionship(神様との交信)
この章では、偉大なる創造主「神」とのつながりについて書かれています。
・私たちは、神様に想像された存在であり、人はみな創造的である。
・私たちは、神様に導かれて作品を創る。
・創作は孤独ではなく、神様というパートナーがいることを忘れてはいけない。
といった、The Artist’s Way の基本のような心構えというのでしょうか。
無宗教の私には、なんだかとてもスピリチュアルな感じというか、ストンとこない感じがしました。
でも、「見えないチカラ」のような存在は、何となくわかる気がします。
後で振り返ってみると、何かに導かれて、結局は良い方向に進んできたように思えるときってありますよね。
絶望的な気分のときでも、外に出かけると、なんだか気分が晴れたり。
創造的なことから離れているときに、突然アイデアが降ってきたり。
「神様」という存在がピンとこなくても、シンクロニシティ※を感じることはあるはずです。
神様(見えないチカラ)の存在を信じて、意識的にその存在を感じ取るようにすると、感性が澄まされて良いかもしれませんね。
※シンクロニシティ(synchronicity)は、ユングが提唱した概念「意味のある偶然の一致」のことですぞ♪
因果関係がない2つのものごとが、結びついたと感じるような感じ?
例えば、
「ふと顔が浮かんだ人から電話がかかってきた」とか、
「仕事の幅を広げたいと思っていたら適任の人と知り合った」みたいな感じやな。
課題:導きに気づくためのリスト
今までに乗り越えてきたつらい時期を、どれかひとつ、くわしく思い出してみましょう。
その時期を乗り切るためにしたことは何だったでしょう?
そして、そのとき、もっとできることはなかったでしょうか。
例えば、ウォーキングやモーニングページなどもいいかもしれません。
苦難を乗り越えるために(神様の導きに気づくために)できることを書き出してみましょう。
そして、その中からひとつ選んで、実行してみてください。
神様とのつながりや、シンクロニシティを感じることは、自分で意識的にできることです。
Do a Little(少しやってみる)
アーティストとして成長する過程には、困難もつきものです。
いつでも勢いよく前進できるとは限りません。
ゆっくりと、一歩ずつ着実に進むのが、いちばん確実です。
そのためには、小さく、簡単にできる行動を、ひとつずつ、毎日積み重ねることが必要です。
一度に大きく、できないことに挑戦しても、時間を費やすばかりで、成果を得るのはむつかしいです。
私たちには、アーティストである自分と、トレーナーとしての自分の両方が必要です。
ここでの「トレーナー」は、アーティストをなだめたり、奮起させたりしてくれる存在。
「内なるメンター」というところですかな♪
メンターは「助言者」とか「相談相手」みたいな感じやな。
他の人に相談するのもいいけど、自分の機嫌は自分でとれるようになれるとええよな♪
自分で自分のトレーナーになって、すぐにできるくらいの、小さな目標を設定してあげましょう。
“Just do a Little.”
「まさに小さくやってみる。」
小説を書きたいなら「とりあえず1~2文書いてみる」くらい小さいところからで大丈夫。
とりあえず、ちょっとやってみましょう。
課題:トレーナーからの手紙
1時間確保して、トレーナーのあなたから、アーティストのあなたへ手紙を書いてみましょう。
あなたの人生を客観的にみて、アーティストとしてのあなたを、どうケアするのが効果的か考えてみてください。
あなたが、あなたのトレーナーだったとしたら、どう考えるでしょうか。
思いがけないアイデアがみつかるかもしれません。
この課題は、定期的にやってもいいみたいですぞ!
小さいところから始めて、それが楽勝になってきたら量を増やすとか、うまく取り組めるとええな♪
ずっとやりたかったことをやりなさい3″Finding Water”第9週ワークの効果について
第9週目のタイトルは”Uncovering a Sense of Perspective”。
「遠近の感覚を明らかにする」です。
- 創造的な人生には、近く(小さなこと)も遠く(大きなこと)も見渡せる視野の広さが必要。
- 季節や潮の満ち引きのように、何事にも適した時期がある
- 自分の夢を信じつづける。
- できることを毎日つみかさねる。
- 神様の存在を意識する。
といった基本的で大切なことが今週も書かれていました。
また、今週は、季節や潮の満ち引きのように、何事にも適した時期があること。
その時期に合ったこと、その時期にしかできないことをやってみるのも良いということが取り上げられていました。
たしかに、行き詰まったことで、あたらしい道が開けることもあるかもしれません。
もしうまくいかなくても、春はかならず、また訪れます。
信念をもって、自分の夢を信じて、毎日の行動を積み重ねましょう。
「楽あれば苦あり」じゃないけど、たまには休むのもいいかもしれませんな♪
生きてたら色んなことがあるけど、結局いい方へ導かれてることも多いかもしれへんし、焦らずに一歩ずつ成長しよう♪
ずっとやりたかったことをやりなさい3″Finding Water”第9週のまとめ
第9週目の ”Uncovering a Sense of Perspective” 「遠近の感覚を明らかにする」で感じたことは、
「近く(小さなこと)も遠く(大きなこと)も見渡せる視野の広さが必要」。
そして、長い人生の間には、季節や潮の満ち引きのように、適した時期がめぐり続けているということ。
また、神様の存在やシンクロニシティは、自分が意識的に感じることができるものだということも書かれていました。
また、柔軟に新しいことにも目を向けるとよさそうですね。
そして、どんなときにも、今できることを、ひとつずつやり遂げる。
One day at a time.(ひとつずつ)。
いきなり大きな成果を目指しても、うまく行くことはありません。
できないほどの量は、できません。
焦りは禁物です。
毎日ひとつずつ、目の前のできることを、気楽にやり遂げつづけることが大切だし、結局それしかできないのかもしれませんね。
楽天主義を忘れずに、気楽に生きましょう。
遠くに大きな夢や目標を見れることも必要かもしれないけど、まずは今できることを、ひとつずつ積み重ねるとよさそうですな♪
なんぼ優れたアーティストでも、アイデアを育てて、作品を完成させるには時間も必要かもしれへん。
思いつめて投げ出すのはもったいないで?
一歩ずつ着実に、とりあえず今できることをやってみよう♪
← 第8週のワークは こちら です。
第10週のワークは こちら です。
「ずっとやりたかったことをやりなさい3(ジュリア・キャメロン著)」にあたる”Finding Water”は ↓ これ!