ずっとやりたかったことをやりなさい2 第7週ワーク「背中を押される感覚を発見する」の要約と効果について
この記事では、「ずっとやりたかったことをやりなさい2(ジュリア・キャメロン著)」で実践する、第7週目のテーマやワーク、効果などを要約してお伝えしますぞ!
実際にやってみて「これはもっとこうすれば良かった…」と思った点などもシェアするので、お役立ていただけますと幸いですぞ♪
ほな、サクっといってみよか!
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第7週のテーマ
第7週のテーマは、「背中を押される感覚を発見する」です。
創造性はほんの小さな、誰にでもできる行動から始まります。
この州では、創造性にとっての最大の障害、「先延ばしする癖」と向き合います。
「先延ばしにする癖」をやめるためには、責任感と達成感を養う必要があります。
創造性には、一貫性のある前向きな活動を継続して行うことが重要です。
そして、それは私たち誰もができることなのです。
ゆったりした創造の流れをつくる
アーティストが行き詰まるとき、アイデアが不足しているとは限りません。
むしろ、ありすぎてどれにも手を付けられないということはないでしょうか。
「これはいい、これと、あれができる。それもどれも試したい…いや、こちか?でも、あれも…」
と、あれもこれも気になって、さらに次のアイデアも思いついてしまう…。
そして、結局なにも完成せず、焦ってしまう…。
そんなときは、散歩でもしながら、次のように自分に言い聞かせてみましょう。
- 私には素晴らしいアイデアがある。
- 私には素晴らしいアイデアがいっぱいある。
- 私は、ゆったりと穏やかな気分で、ひとつずつそのアイデアを実行していくことができる。
落ち着いて、心を鎮め、ゆったりした流れをつくりましょう。
第7週の課題1/3「気楽に実行に移す」
誰しも、少し整理すればスッキリする「懸案事項」を持っています。
あなたが整理したいと思っていることを5つ書き出しましょう。
簡単に実行できる内容でかまいません。
そして、1つずつ実行に移します。
例えば、次のような感じです。
- 靴を磨く
- 机の上を整頓する
- 本棚の本をきちんと並べる
- レシートを整理する
- 古い雑誌を捨てる
自分の小さな行動で、滞りが動き出すことに気づけば、宇宙のやさしさをより信じられるようになります。
神は細部に宿る※のだから、私たちも細部(小さな行動)にこだわるといいのではないでしょうか。
※「神は細部に宿る(God is in the details.)」は、芸術やデザインの世界を中心によく引用される言葉です。
正確な語源や由来は定かではありません。
一般的には、「細かい部分までこだわりぬくことで、全体の完成度が高くなる」といった意味に解釈されています。
突然の変化に戸惑わない
創造的な飛躍を遂げたとき、それは何かが「破綻」したように感じるかもしれません。
ここでいう「飛躍」は「ストロボ的なひらめき」が起こったときのことです。
それは「この人と結婚するんだ」とか「この関係は終わった…」といった直感に近いかもしれません。
直感的で、大きなひらめきを体験したとき、そうなるのは分かっているけど、まだ形になっていない。
何をどうしたらいいのか、慌てて戸惑うかもしれません。
でも、まだ形になっていない、動き出していないものにたいして、早急に行動しなくても大丈夫です。
むしろ、ゆっくりと慎重に動きましょう。
変化は破綻ではありません。
新しい感情などに慣れるまで、自分自身に優しくしましょう。
第7週の課題2/3「アーティストのための地理学」
まず、次の質問に答えてみましょう。
- 自国の文化以外で、どの地域の文化に興味がひかれますか?
- 現代以外のどの時代に共感を覚えますか?
- 外国料理の中ではどこの国の料理がおいしく感じられますか?
- 解放感や幸福感をもたらしてくれる異国の香りはありますか?
- 霊的な伝統の中ではどの伝統に心をひかれますか?
- 外国の音楽では、どこの国の音楽が心に響きますか?
- 他の時代に生きているとしたら、自分は何歳くらいだと思いますか?
- 他の文化と時代に生きているとしたら、あなたは男女どちらの性を生きていると思いますか?
- 年代物の映画が好きですか?
- 映画の脚本を書くとしたら、どの時代のどの場所の苦境を探求したいですか?
次に、大型のカラフルな雑誌やカタログを集めます。
そして、よく撮れている自分の写真を1枚選び、大きなボール紙の中央に置きます。
雑誌やカタログから好きな画像を素早く選び、大好きなものに囲まれた創造の世界を、ボール紙の上につくりあげましょう。
片付けは創造のはじまり
わたしたちは、しばしば取り掛かることが億劫に感じられるのではないでしょうか。
それなら、何か別の小さなことでも、「とにかくやり遂げる」ことからはじめてみましょう。
たいていの人は、仕事にしろ、プライベートにしろ、「やりかけのこと」をいくつも持っています。
すべてを片づける必要はありません。
すぐにやり遂げられる、小さなことをひとつずつ完了させてみましょう。
第7週の課題3/3「学習曲線をナビゲートする」
私たちは、なかなか取り掛かれない「先送りにする癖」が出てしまうと、今までにやり遂げてきたことを忘れてしまいます。
今までにやってきたことも、取り掛かる前はできなかったわけです。
これまでに、できないかもしれないと思っていたけれどできたことを10個あげてみましょう。
例えば、ジュリアさんならこうです。
- 伝統的なギリシャの練り菓子「スパナピコタ」→うまくつくれた。
- スペイン語→軽い会話もできるようになった。
- 背泳→今では大好きだ。
- 車のオイル交換。
- あたらしいコンピューターの操作。
- 微積分学→予想外にうまくできた。
- 聴く訓練→単純なメロディーを正確に記録できる。
- 大勢の前で冷静に話すことができた。
- アドビのフォトショの操作を覚えた。
- 手をかまれずに飼い犬に薬を飲ませることができる。
これまでやってきたことを思い出し、自分をほめてあげましょう。
スキルはいつからでも学ぶことができます。
チェックイン
1週間の終わりには、チェックイン(確認作業)をしましょう。
- 今週は何日モーニングをしましたか?
やらなかった日があったなら、それはなぜですか?
モーニングページは、あなたにとってどんな体験ですか?
今までより明晰になっていますか?
広範な感情を味わっていますか?
以前より目的意識が鮮明になりましたか?
心の落ち着きが増し、何があってもゆったりしていられるようになりましたか?
何かに驚かされましたか?
解決を求める、何度も繰り返される問題がありますか? - 今週、アーティストデートをしましたか?
幸福感は増しましたか? - ウィークリーウォークに出かけましたか?
どんな感じでしたか?
どんな感情、気づきが浮かび上がってきましたか?
ウォーキングはあなたにどう影響しましたか? - 今週、自己発見について重要だと感じることが他にもあれば、ノートに書きだしてください。
課題は完璧にこなせなくてもOKじゃよ!
できる範囲で実践してくれだされ♪
振り返り作業のチェックインは、いいこと書けなくてもかまへんで!
現状をありのまま振り返ってみような!
「ずっとやりたかったことをやりなさい」第7週ワークの要約と効果について
第7週目は、背中を押される感覚を発見します。
やるべきこと、やりたいことが多すぎて、どれから手をつけていいか分からないとき。
始めて挑む出来事が、億劫に感じたり、できそうにないと感じるとき。
「先延ばしにする癖」が出ています。
そんな自分を動かすには、
- 創作と関係ないような小さなことでも良いので、何かをとにかくやり遂げる
- 過去にできないかもしれないと思ったいたけれどできた、できるようになったことを思い出してみる。
といったことから始めて見ましょう。
あなたの小さな行動が、あなたの背中を押してくれるかもしれません。
今は料理上手な主婦の人とかでも、生まれつき料理できたわけないやん?
人間って、なんやかんや常にいろんなこと身に着けて頑張ってるんやで!
そうそう!
だから、目の前のことも、やりはじめたら何とかなるかもじゃよ♪
まずは小さな行動からはじめてみましょー!
「ずっとやりたかったことをやりなさい」第7週ワークの要約と効果 まとめ
第7週のテーマは、「背中を押される感覚を発見する」。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」シリーズのテーマや課題は、アーティストに限らず、人の人生にとって大切なことだと感じるものが多いです。
第7週の「背中を押される感覚を発見する」も、アーティストに限らず、いろんな人に知ってほしい内容だなと感じました。
創作活動と何ら関係のない掃除や片付けも、やってみると何かがスッキリして、次の何かにとりかかりたくなるものです。
体を動かすと、こころも動き出します。
整理にかぎらず、散歩などもいいかもしれません。
今は課題をやってみても、すっきりしない方もいらっしゃるかもしれません。
ジュリアさんの文章を読んだとしても、「現実にはそうはいかない。」と思うかもしれません。
でも、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。2」の課題にできる範囲で取り組んでみてください。
その時はピンとこなかったことが、ふと思い出されて、何かが解決されることもあるかもしれません。
掃除とかも、ばくぜんと片づけるのじゃなくて、
「今回は、この押し入れだけ」とか
「今は、とりあえずこの引き出し1つだけ」みたいに、小さい目標を立てると達成しやすいですぞ!
意外と、やりだしたら、もっとやりたくなる時ってあるよな!
そのやる気のまま、創作的なアイデアにも取り組んでみよう!
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